ポートレイトマクロとも称されるTamron渾身の一本。
合焦部は十分にシャープながらもきつ過ぎず、ボケ味も柔らかく美しい。
休日出勤の仕事帰りにふらりと立ち寄ったカメラ屋でタマタマ(ええ、タマタマですよ)安く売り出されていてつい買ってしまった。
もちろん、十分に満足している。
フォーカスリングも幅があり扱いやすい。
画質だけを考えるとMinolta AF100mm F2.8 Macro New とどちらを持ち出すか実に悩ましい。
どちらも柔らかく美しい描写を約束してくれる。
Tamron SP90mm F2.8 Macro は造りこみがやや安易に感じるのが残念といえば残念であるが、他方ではその為に圧倒的な軽さを実現している。
他のレンズを暫く使ったあとにこのレンズに持ち替えると改めて軽さが扱いやすさであることを実感する。
フィルタ径 55mm
レンズ構成 9群10枚
最短撮影距離 0.29m
最大撮影倍率 1.0倍
最小絞り 32
絞り羽根 9枚
フード 丸形バヨネット式(C9FH)
外形寸法 Φ71mm×97mm
質量 約403g