Jupiter-12

Jupiter-12

対象型のレンズ構成の典型的な広角レンズ

逆光に弱いのでフードは必要だけれども汎用フードをつけるとヘリコイドが絞りリングに装着したフードに干渉して近距離のフォーカシングが出来なくなる。

どうやらソビエト製(?)でラッパ形状のフードがあるらしいが現物は見たことがない。

そもそも、絞りリングがレンズ前面の窪みにあり操作性はまるでよくない。

 

その生い立ちは大戦前のCarl Zeiss JenaのBiogon 35mm F2.8をコピーしたと伝えられている。


備忘録

LZOS(Lytkarino Optical Glass Factory)製

発売時期 1947年

フィルター径 40.5㎜
レンズ構成 4群6枚(ビオゴンコピー)
最近接距離 0.9m
絞り羽根枚数 5枚
最大絞り 2.8
最小絞り 16
外形寸法 Φ56X48mm、
質量 120g



作例