Minolta AF28-105mm F3.5-4.5 xi

レンズにはZoomと書いてはあるが、バリフォーカスと呼ぶのが正しいのではないだろうか。

望遠側でフォーカスを合わせ広角側にセットをしよりフォーカスをあわせる行為は古くから行われているが、このレンズの場合はそれを行うとフォーカスがずれる。

 

描画は比較的良いし筐体もコンパクトにまとまっている所をみると無理にズームにしないことでその分の性能を補ったのではないだろうか。

組み合わせるボディがxiシリーズであり“アイ・スタート”により常にフォーカスを合わせようとする機能でこのデメリットを補えばよいと考えたのだろう。

 

ズーミングは手動、電動と切り替えられるが操作性を鑑みれば手動で使っている人がいるとは思えない。


備忘録

発売時期 1991年6月

フィルター径 62mm

レンズ構成 10群13枚

絞り羽根枚数 7枚

最小絞り F22-32

最短撮影距離 0.5mm(28mm)-1.0m(105mm)

最大撮影倍率 0.1倍

フード 丸型スナップ式

外形寸法 Φ73 X 76.5mm

質量 450g


作例