Minolta AF35-70mm F4.0

Minolta α-7000 の発売に合わせて世に送り出されたショートズーム、

当時としては、焦点距離は一般的な35mm始まりである。

開放F値が4.0であることがメリットの一つではあるが、AEが当たり前になりつつあったこの時期にF4.0を維持する必要性はどの程度あったのだろう。

 

順光下では(画面に強い光が入らない場面)繊細ではないものの相応に良く写るレンズである。画質の向上に複合型非球面レンズを使用している、らしい。

(出典:日本カメラ増刊ミノルタαシステムの使い方No.2)

広角側ではたる型に歪曲しまた逆光にも決して強くはない。

逆光の下では古いレンズのそれに違わず、コントラストが落ち、色彩も精彩さを欠く。

 

一部ではF4トリオの中の一本として根強い人気がある、らしい。

 

小型であるのでスナップにはとても便利に使える。

ボディキャップ替わりとしてもイイ!かもしれない。


備忘録

発売時期 1985年2月

フィルター径 49mm
レンズ構成 6群6枚

ズーム 2群機械補正式

画角 63-34°
絞り羽根 7枚
最小絞り 22
最短撮影距離 1.0m, マクロ切替時0.32m
最大撮影倍率 0.07倍, マクロ切替時0.25倍
フード 丸形スナップ式
外形寸法 φ68×52mm
質量 約255g

定価 35,000円

   32,000円(税別)



作例