Minolta α-7000 の発売に合わせて世に送り出されたショートズーム、
当時としては、焦点距離は一般的な35mm始まりである。
開放F値が4.0であることがメリットの一つではあるが、AEが当たり前になりつつあったこの時期にF4.0を維持する必要性はどの程度あったのだろう。
順光下では(画面に強い光が入らない場面)繊細ではないものの相応に良く写るレンズである。画質の向上に複合型非球面レンズを使用している、らしい。
(出典:日本カメラ増刊ミノルタαシステムの使い方No.2)
広角側ではたる型に歪曲しまた逆光にも決して強くはない。
逆光の下では古いレンズのそれに違わず、コントラストが落ち、色彩も精彩さを欠く。
一部ではF4トリオの中の一本として根強い人気がある、らしい。
小型であるのでスナップにはとても便利に使える。
ボディキャップ替わりとしてもイイ!かもしれない。
発売時期 1985年2月
フィルター径 49mm
レンズ構成 6群6枚
ズーム 2群機械補正式
画角 63-34°
絞り羽根 7枚
最小絞り 22
最短撮影距離 1.0m, マクロ切替時0.32m
最大撮影倍率 0.07倍, マクロ切替時0.25倍
フード 丸形スナップ式
外形寸法 φ68×52mm
質量 約255g
定価 35,000円
32,000円(税別)