Minolta AF35-105mm F3.5-4.5 New

α-7700iとともにリリースされたミノルタの意欲作

フローティングズーム方式の開発・採用、また樹脂とガラスの複合素材を用いた複合型非球面レンズを採用。

惜しむらくはこれらの技術が小型・軽量を実現するために採用されたことか。

多少大きく重くなってももっと描画に振ってくれてもよかったと思う。

が、α-7700iの使い勝手を考えれば妥当な選択だったのだろう。


備忘録

発売時期 1988年

フィルタ径 55mm

レンズ構成 10群12枚

ズーム 4群機械補正式

最少絞り 22-27

絞り羽枚数 7枚

画角 63-23°

最短撮影距離 0.85m

最大撮影倍率 0.15倍

外形寸法 φ68.5×59.5mm

質量 290g

販売時価格 41,000円(税別)



参考資料

非球面レンズの構造は下図のとおりで、紫外線硬化型樹脂を使用している。

第一世代のAF35-70mmF4.0ではもう一種類の紫外線硬化型樹脂を使用しているが技術の進歩によりさらに手軽に作成できるようになったのだろうか(部分を拡大)