CANONの鬼っ子と呼ばれるEF。
F兄弟で唯一の縦走りシャッター。
しかも低速は電子制御、高速は機械式。
スピードライトも凝った仕組みにしたせいで電池の減りに気を使わなければならない。
電池は水銀電池を使うのだが、本機は関東カメラサービスの電圧変換アダプターをかませてSR44を入れてある。
露出は合うのだが、バッテリーチェックが反応してくれない。
関東カメラサービスのWEBサイトをチェックすると大変に電流を要するので電圧変換なしのアダプターを推奨している。
でも、電圧変換ありアダプターのほうが露出が安心なのでこの仕様で使っている。
このカメラの一番の美点は如何にも一眼レフらしい、その端正な意匠ではないかと一人悦に入っている。
発売年月 1973年11月
発売時価格 89,500円(FD50mm F1.4SSC付き)
シャッター 金属幕縦走行フォーカルプレーン 1/1000Sec(X 1/125)
ファインダー ペンタ固定アイレベル式倍率0.82倍
視野率=上下92%、左右93%
マイクロプリズム式距離計+フレネルマット式
電源 1.3VのHD型水銀電池2個
外形 147×96×48mm
重量 740g