キヤノン、僕がカメラを触り始めた時には既に不動の地位を築いていた。
まだ、T90の発売される前の時代だ。
そして今やはり不動の地位を揺るぎのないものにしている。
でも、何かが違う。
マニュアルフォーカスであったFDの時代は安価なレンズでもその描写はそこそこちゃんとしていたように思う。
ボディしかり、もちろん割り切りはあったものの。
今のキヤノンには魅力を感じない。
もちろん僕が普段、風景やスナップなどキヤノンのAFが必要になる様な被写体を追っかけていないことも原因かもしれない。
その裏返しで一部の高級機を除いてはMFに耐えられないファインダーなどどうしても僕の撮影スタイルには今のキヤノンが合わないのだ。
今も昔もその常に先端を走ろうとする姿勢はとても素敵に思う。
ただ、僕の撮影スタイルには合わないだけなのだ。